栄養部門紹介 家庭の様な食事に心がけています

写真

入所利用者様、通所リハ利用者様にお食事を楽しんで頂けるよう、季節感のある献立・ユニット調理・行事食等々に様々な工夫を凝らしながら、毎日約350食の提供を施設の管理栄養士1名と委託会社の管理栄養士1名、栄養士2名、調理員12名の計16名で行なっております。

副食の嚥下調整食への取組みはもちろん、主食は、米飯 軟飯 全粥 粒粥ゼリー 粥ゼリー 粥ミキサー パン パン粥 パン粥ゼリーと9種類。汁物も、汁物 汁物ゼリーの2種類の食事形態にて提供させて頂いております。

ある利用者さまのそば打ちイベントでのエピソードを紹介させて頂きます。

数年前、病院で経口摂取が進まず胃瘻を増設され、少したってからユニケア岡部に入所されたご利用者様のお話です。

ご家族は、もし出来るのであれば口から食べる喜びを感じてほしいと願っていらっしゃいましたので、体調やご様子を見させて頂きお食事を提供させて頂く事になりました。しばらくの間は、少量ですが召し上がることができていましたが、少しずつ食べることが苦痛になられていたご様子でした。

蕎麦打ちの企画が持ち上がったのはそんな時期でした。福井県の新越前蕎麦を目の前で打っていただける、見て・聞いて・そばに触れて香りや味を楽しめる企画でした。

私は「食事のすすまないご利用者様がイベントに参加されても、お蕎麦を召し上がられるのかしら?」という不安な気持ちでしたが、予想は全く外れ、始終ニコニコされ、美味しそうにお蕎麦を召し上がっていらっしゃいました。息子さんも参加されその様子をずっとビデオカメラにて撮影されていました。

その日の夕方、息子様から「あんなにおいしそうな顔で食べている母の姿をみたのは久しぶりだった。参加させて頂いてありがとうございました」というお言葉を頂きました。

「食べたい」という気持ちに近づき「一口」に繋がったサービスを提供させて頂けたと感じました。

病院の治療食ではなく、家庭の様なお食事の提供をこころがけています。日頃から利用者様の処に伺い、お話をさせて頂く中で「食」に繋がるヒントを探しています。